建設機械メーカーへのAI導入に際し、事例企業では「GPS機能を装備した自社のICT (情報通信技術)建機を使えば、製品・サービス面で建設業の生産性向上に貢献できるはず」 という課題を考えてられていたようです。ご担当者の談では、「ほとんどの現場でうまくいかなかった」と言われていました。というのは、建設工程のあちらこちらにボトルネックが存在したからと考えられています。「建設生産プロセス」 (計画→設計→施工→維持管理)を見ると、建機は「施工」部分を受け持ち、 しかもその一部に過ぎません。つまり、ICT建機が活躍できる部分は限られているということがわかります。このため、建機がその活躍範囲内でいくら効率よく掘削し、盛土作業をしても、前後のダンプによる運搬がスムーズにいかなければ予定が狂い、結果的に建機も遊んでしまう、という状況が多くの現場で見受けられたそうです。つまり、トータル的な最適化がなされていなかったと言えます。そこで建機が関与しない他の工程も含め、それぞれの工程を担当されているお客様(施主、施工企業など)の課題をいっしょに考え、解決するというトータル的なソリューションを2015年初めに立ち上げられたとのことです。

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